ホルストの「惑星」は、様々な指揮者が録音しているが、全てに冠絶する名演が有る。それは、言うまでも無く、初演者であるエードリアン・ボールトが、1978年にロンドン・フィルと録音した演奏である。
この決定的名演が、今回SACD(シングルレイヤー)で発売され、僕は予約して購入した。音質は、今までも良かったが、今回のSACDは次元が違う。アナログ最終期の録音で、デジタルとは違う味が有り、演奏の素晴らしさも相まって、これ以上の名盤は、今後現れないのではないか。
シングルレイヤーなので、SACDに対応していないCDプレーヤーでは再生できない。これからCDプレーヤーを買おうと思っている人は、是非SACD対応プレーヤーを買われる事を、お勧めしたい。