家庭不和、暴力親父に苦しめられて婚期を逃し、この歳になってしまった。暴力親父も、優しい母親も、もうこの世にはいない。
忌まわしい故郷は捨てた。しかし、やはり寂しい。パートナーが欲しい。
音楽一筋、一介のヴァイオリニストとして、それなりの実績は残した。これからも、やりたい事が有る。
しかし、自分一人で精神力をキープするのは、極めて難しい。東京一人ぼっち。本当に寂しい。
誰か、僕と共に、人生を全うしませんか?
このままだと、「のたれ死に」である。本当に苦しい。一人で「生きる力」を捻出するにも限界が有る。
僕は、どうしようもない男なのか。今まで一生懸命に生きてきたのに、寂しい最期を迎えるのか。
人生の、「真の歓び」を味わいたい。こんな事を望む僕は、贅沢者なのだろうか。。