橋下の、今回の女性の人権を蹂躙する発言は、絶対に許せない。どんなに弁解しようと、反論しようと、これは致命傷であろう。「維新の会」のもう一人の会長は石原だが、これも危険人物だが、既に８０歳を過ぎており、先は長くないであろう。橋下一人になったら「維新の会」は潰れるだろうし、橋下は現在は大阪市長だが、国政に出る事は不可能だろう。「一つの失言」が命取りになる典型である。
もう一人の問題は、安倍である。衆院選の大勝でのぼせあがり、次の参院選は、事も有ろうに「憲法９６条改正」で戦うつもりのようである。もう正気の沙汰とは思えない。「アベノミクス」という言葉を誰が作ったのかは知らないが、改めて書いておくが、安倍は、自民党の中でも「極右」に属する危険な思想の持ち主であり、日本がかつて、朝鮮半島をはじめとするアジア諸国に酷い目を遭わせた過去をもみ消し、未だに「朝鮮韓国人差別」の思想を持っている、極めて危険な思想を持った総理大臣なのである。このままいけば、いずれ安倍は、「日韓関係」でボロを出して失脚するような気がする。
韓流ドラマやＫ－ＰＯＰがヒットし、ようやく日韓関係で文化交流が出来てきたのに、竹島などの難しい問題は有るとはいえ、ここではっきり書いておくが、安倍は「朝鮮韓国人差別主義者」なのである。少々景気が上向いたからと言って、うわついている日本の俗物たちは、もう一度、現政権の「正体」を見極めるべきであろう。でなければ、「バブル」が繰り返される事にもなりかねない。
人間を、「顔」で判断するべきではないという説が有るが、僕は、そうは思わない。橋下や安倍の顔を見れば、如何に苦労を知らない「おぼっちゃま」であるかがわかるだろう。人間のそれまでの人生は、必ず顔に現れる。山あり谷ありの人生の酸いも甘いも知り尽くした、「真の人格者」が、政権を担う事を、心から祈ってやまない。