テレビアニメ「ちびまる子ちゃん」のエンディング・テーマだった「アララの呪文」が終わってしまった。アニメのエンディングテーマとしては異例のロングランだったと思うが、これは名曲である。
素朴な歌だが、元気が出てくる。なぜか泣けてくる。感動的な歌であった。パパイヤ鈴木の振り付けも良かった。
迷って悩んで涙があふれ出しても、何かでつまづいたり、立ち直れなかったり、一人で泣いている時でも、この呪文を唱えれば元気になる。笑顔になれる。ただそれだけの単純な歌詞だが、人間の本質をついており、感動を呼ぶのである。日本にもまだこんなに素朴で純粋な歌詞を書ける作詞家がいると思うと、嬉しくなってくる。
これは、「ちびまる子ちゃん」のエンディングテーマとしても、歴史的名曲として、語り継がれるであろう。