数年使っていたキーボードがおかしくなった。スペースキーやバックスペースやスラッシュなど、次々にキーが不能になり、これがキーボードの寿命であればいいのだが、パソコン本体のトラブルだと厄介で、とりあえず覚悟を決めて、キーボード交換を行った。
僕のパソコンの置き場所は狭く、テンキーが付いたフルキーボードは置けない。ビックカメラのネットショッピングでテンキー無しのキーボードを物色したのだが、値段の安さに驚いた。どれでも似たようなものだろうと思い、二千円台のキーボードを、ポイントを使って500円くらいで入手した。
ところが、このキーボードが最悪なのである。フニャフニャしたタッチに加え、キーの配列も違う部分が有り、とても使い物にならない。そこで、仕方なく買い直しを決めて、ビックカメラのサイトを訪れた。
探したところ、作りの良さそうなキーボードを発見。ただ、値段が7000円台。しかし、キーボードの使い勝手は、パソコン操作の根幹にかかわるので、一大決心して購入した。使ってみると、タッチもしっかりしており、安物とは雲泥の差。こんな事なら最初から、このキーボードにするべきだった。
それにしても、パソコン歴30年以上の僕からすれば、昔のキーボードは良かった。今回のキーボードには慣れるしかないのだろうが、この種の周辺機器の品質低下には、暗澹たる気持ちになる。