僕はかつて、超ヘビースモーカーだった。一日８０本は当たり前。場合によっては一日１００本を超えるチェーンスモーカーであった。
しかし、千代田区で、立ちタバコに罰金が制定された時に、もうこれ以上肩身が狭くなったら耐えられないと思い、２００４年に禁煙を決意、「気合い！」で達成した。もう二度とタバコを吸う事は無いだろう。
僕のタバコの止め方は、まず、タバコを数万円分買ってくる。そして、それを全部開封し、水につけて駄目にする。これは涙が出る。それで、元を取るためにタバコを止める。元を取ったころには禁断症状は消えている。壮絶な禁煙作戦であり、これくらいの決心を固めないと、禁煙は出来ない。
僕にタバコを教えてくれた無二の親友が、４０歳の誕生日に、「禁煙を始める」とメールが来た。しかし、あれから数年、結局タバコを止められないようである。
僕は、「気合い！」でタバコを止めたが、どうしても止められない人や、病院の禁煙外来に通う人も多いようである。禁煙外来は、保険が効くのでいいかもしれない。
それにしても、増税でタバコひと箱４００円以上。この経済的負担も大きい。それでも吸う人は、「意志が弱い」としか言いようが無い。国によってはタバコひと箱１０００円近くする国も有るらしい。
それでも吸うのか。タバコを止められない人は、「根性が無い」としか言いようが無い。