今日は午後１時から近くの車のディーラーで、オイル交換や、先日タイヤを交換したため、空気圧のチェック、ホイールナットの緩みチェック、ヘッドライトの光軸チェック、ついでにガラスの水はじきコーティングを行ってもらった。
オイルは、もちろん１００％化学合成で、エンジンに優しい１５Ｗ－５０。本当は１０Ｗ－５０を入れたかったのだが、このディーラーでは扱っていなかった。１５Ｗは、エンジンには優しいのだが、少し加速が重くなるのと、燃費も少し悪くなるが、仕方が無い。ちなみに、トヨタの指定オイルは、遥かにやわらかい５Ｗ－３０で、これでは話にならず、最近は「低燃費オイル」と称する０Ｗ－２０などというオイルも販売されているが、「ふざけるな！」と言いたい。
なお、ホイールナットとオイルのドレンプラグは、出来ればトルクレンチを使って規定トルクで締めてくれるようにお願いした。
２時半ごろ作業完了し、メカニックが戻って来たのだが、手には物凄いトルクレンチを携えていた。工具のブランドを訊くと、メカニックは自慢げに、「スナップオンです」と答えた。もちろんアメリカの世界最高の工具メーカーである。メッキがはがれただけでも永久保証で新品と交換してくれるので、値段は高いが、工具を酷使するプロにとっては、結局安くつくとの事。何でも、このメカニックは自前で数十万円かけてスナップオンの主要工具を揃えて持ち込んでいるとの事。とにかくダントツで使いやすく、信頼性も抜群で、一度使うと他のメーカーは考えられなくなるとの事。そこで、彼に名刺をもらい、次からは指名する事にした。
ちなみに、僕がかつてシトロエンを買ったディーラーには、物凄く腕の立つメカニックがいて、やはり彼も自前でスナップオンの工具をフルセット揃えて、何と６００万円もしたとの事だが、やはり他のメーカーの工具は考えられないと言っていたな。このディーラーは、今は無くなってしまい、彼はレース活動を始めると言っていたが、今はどうしているのだろう。
僕は、スナップオンのソケットレンチと、パソコンやステレオを組み立てるためのドライバー（ねじ回し）を持っているが、やはり抜群に使いやすい。ただ、値段も高く、ドライバー１本でも３０００円以上する。しかし、もう２０年以上愛用しているが、メッキがはがれるどころか、摩耗する気配すら無い。昔は東急ハンズなどでも扱っていたが、先日、六角レンチが折れたため、東急ハンズに行ったのだが、今はスナップオンを置いておらず、仕方なくスイスのＰＢ製を買った。値段が高いので、売れなかったのだろう。
スナップオンの工具はプロユースで、小さな車に工具をたくさん積んだ工具屋さんが、自動車のディーラーや工場を巡回して売る制度が主流で、今日、ディーラーで何曜日の何時に来るのかを聞いた。今度工具を買う時は、ディーラーに行き、スナップオンを買おうと思う。
スナップオンは、アメリカが誇る超一流ブランドであり、僕も例えばファイロファックスのシステム手帳（これはイギリスの世界最高ブランド）等を、こだわりを持って使っているが、値段は高いが、超一流には超一流なりの良さが有る。
これで、タイヤ、バッテリー、オイルを最強の製品に交換し、任意保険も最強のプランで更新し、僕のクルマが、まさに「最強」になった。これからも愛情を持って可愛がりたい。