20世紀の大作曲家であるエーリヒ・ヴォルフガング・コルンゴルトについて。
Facebook において、桐朋で一緒だった、日本音楽コンクールで優勝した山本裕康君へのチェロ協奏曲日本初演依頼の大反響、それに、来年の「びわ湖」での「死の都」舞台日本初演は、やはり桐朋で一緒だった、ブザンソンの指揮者コンクールで優勝した沼尻竜典君が振るとの事で、こちらも大反響、「日本におけるコルンゴルティアン第一号」である僕としては、これ以上の喜びは無い。
僕の「ヴァイオリン協奏曲」日本初演から、早いもので、もうすぐ四半世紀。ようやく日本でも、本格的な「コルンゴルト・ルネッサンス」が起こっているのかと思うと、涙が出るほど嬉しい気持ちで一杯である。
コルンゴルトを知ったばかりに、「死ぬほどの苦労」を味わい、もういい歳になってしまったが、これからでも、日本における「コルンゴルトのパイオニア」として、楽壇に復帰できれば、これ以上の喜びは有りません。僕の「名誉」だけは忘れないでください。
僕の、コルンゴルトの作品の二つの初演は、こちらとこちらで公開していますので、是非お聴きください。
どうか、「パイオニアの苦悩」を嫌と言うほど味わった、「僕の業績」を、何卒ご理解くださいますよう、よろしくお願い致します。