いつも通りにヒゲを剃り、シェーバーをホルダーに放り込み、洗浄ボタンを押した。普通なら、ボタンが青色で点滅して洗浄が始まるのだが、点滅しない。「まさか故障!?」。
念のため、シェーバーの刃を外し、中にヒゲがたまっていないか見てみたが、たまっていない。あと疑われるのは、洗浄液カートリッジである。
ホルダーからカートリッジを外してみると、洗浄液が、かなり汚れており、量も減っている。「これは限界」と判断し、買っておいた新しいカートリッジに交換して電源に接続し、ボタンを押すと、洗浄が始まった。
それにしても、剃ったヒゲはどこに行ったのか??洗浄液に溶けてしまったのか。いずれにしても、ホルダーに放り込むだけで、どうやって内部まで洗浄しているのか??
とにかく、今まで大変な苦労をさせられたフィリップスのシェーバーだったが、ブラウンの刃はびくともしない。掃除も不要。ホルダーに放り込んでボタンを押すだけ。洗浄、殺菌、乾燥を自動で行い、翌日には新品同様!
ブラウンのシェーバーは、ドイツ人のプライドと技術力の高さを感じさせる、逸品中の逸品である。