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Channel: マエストロ時津英裕のブログ
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ファイロファックスのシステム手帳(その3)

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以前も書いた()、()、ファイロファックスのシステム手帳だが、今日、もうすぐ新年という事で、皮オイルで手入れをし、上質なレザーに艶が戻った。本当に素晴らしい皮である。さすがにロールスロイスのシートに使われている皮だけの事は有る。

24年使っても、バインダーの心臓部の金具は全然劣化の気配は無いが、心配なのは、閉じる時のホックである。24年で何度くらい開け閉めしたかはわからないが(少なくとも一万回は超えているだろう)、今のところ弱っている感触は無いが、壊れるとすれば、まずここだろう。いずれにしても、寿命を迎えたら買い換えるしか無いが、愛着も有るので、何とか頑張って欲しいものである。

もう、このシステム手帳には、僕の魂が宿っている。とにかく、使えなくなるまで、出来れば死ぬまで、使い続けるつもりである。僕が死んだら、棺桶の中に入れて欲しい。

今は知らないが、僕が買った当時のファイロファックスのシステム手帳は、一生使う事を前提に作られているような気がする。以前も書いたとおり、クラフトマンシップの極致だと思う。

先日、池袋のロフトに行ったが、ファイロファックスのバインダーの展示は殆ど無い。色々な新しいブランドが台頭しているようで、値段も安いのだが、上質で分厚い皮の断ち切りで仕上げられた僕のファイロファックスに比べると、何となく安っぽい。

システム手帳の「元祖」であるファイロファックスがマイナーになりつつあるのかもしれないが、もし、そうであれば、この上なく寂しい。


イギリス人のプライド(ロールスロイス、ファイロファックス)

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下に書いたファイロファックスのシステム手帳は、イギリス製の逸品だが、使われている皮が、ロールスロイスのシートと同じ皮という事を書いていたら、ロールスロイスのエピソードを思い出した。

あるロールスロイスのユーザーが、ドライブしていたのだが、車が故障して止まってしまった。ロールスロイス社に修理を依頼したところ、瞬く間にロールスロイスのメカニックが、何とヘリコプターでやって来た。それで修理完了。メカニックはヘリコプターで立ち去った。

いつまで経っても修理の請求書が来ないので、ユーザーはロールスロイス社に問い合わせた。そしたら回答。「ロールスロイスは故障しません」。結局修理代を払うことも無く、ヘリコプターで修理に駆け付けたロールスロイスの責任感とプライドに、ユーザーは唖然としたらしい。

ヨーロッパの人たちは、自国に対するプライドが強いが、このエピソードは、ブリティッシュ魂を象徴するエピソードとして、語り継がれている。

有馬記念(競馬)

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僕は、競馬などの賭け事は一切しないが、「有馬記念」を迎えると、「ああ、今年も終わりか」という気分になる。年を締めくくる日本一の馬を決めるレース。

競馬というと、次から次に馬を生産し、弱い馬は容赦なく「安楽死」になる。このような事を考えると複雑な気分になるが、優秀な馬の力強い走りは、「美しい」としか言いようがない。

今年も「有馬記念」がやって来た。テレビで、今年最後のGⅠレースを見届けたい。

ブリトーと寿司(僕の食生活)

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「銀のさら」の宅配寿司は、確かにうまいが、さすがに毎日食べるのは経済的に苦しい。

僕は、生活の殆どを、家の前のコンビニ(サークルK)に依存しており、最近ハマっているのは、「ピザサンド」、通称「ブリトー」である。

僕は、胃が小さいので、これ一個で腹いっぱいになり、値段は200円である。

これからも、出来るだけ節約しながら、充実した食生活を送りたい。

メリー・クリスマス(トムとジェリー)

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今日は、言うまでも無く、クリスマス・イヴ。キリスト教の信者でも、そうでない人も、目出度い事には間違いなく、細かい事にはこだわらず、楽しみ、祝うべきであろう。

僕が愛してやまない、アメリカMGMのアニメ、「トムとジェリー」に、クリスマスを扱った、飛び切りの名作が有るので、ここで紹介したい。1940年代の作品である。まさにアメリカの芸術文化が頂点を極めていた頃の作品である。こんなに感動的にクリスマスを描いた作品も無いのではないか。

「トムとジェリー」より、「メリー・クリスマス」

なお、このファイルは「FLV」フォーマットです。うまく再生できない方は、Windows の場合、GOM PLAYER をインストールして(無料の優れもののマルチメディア・プレーヤーです)、リンクをクリックした後に、「ファイルを開く」をクリックしてください。ご覧になられる場合は、是非フルスクリーンでご覧ください。

チェリビダッケの伝説のコンサートSACD化

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既に通常CDでは発売されていたのだが、僕が聴いたチェリビダッケのコンサートで最高だったコンサートの録音が、今回SACD化された(シングルレイヤー)。R.シュトラウスの「死と変容」、ブラームスの交響曲第4番などが演奏されたコンサートで、特にブラ4は、ミュンヘン・フィルが、「自らの最高の演奏」として録音を探していたという伝説の名演である。このコンサートについては、過去にも記事を書いているので、こちらも併せてお読みください。

さて、音質だが、通常CDとは次元が違う。SACDの凄さをこれほど痛感させられた事も無い。それに、驚いたことに、コンサートの全曲が、1枚のCDに収まっているのである。総録音時間が、何と95分32秒!通常CDで、僕が知っている最も長いものでも81分(ゲルギエフの「くるみ割り人形」)。これは凄い。入手はこちらからどうぞ。

製造原価は大差ないはずなので、SACDの新たな可能性を痛感したと共に、時間はかかるかもしれないが、いずれCDは、SACDに移行していくのではないか。

これからCDプレーヤーを買おうと思っている人には、絶対にSACD対応のものを買う事をお勧めしたい。僕が使っているDENON DCD-SA1は30万円くらいするが、そこまで贅沢しなくても、79800円クラスでも、十分に良い音を得られる。CDの再生技術は成熟しており、僕がかつて使っていたCDプレーヤー(SACD対応、マランツ製)は、79800円であった。

Cubase7 インストールで四苦八苦。

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まったく大変な思いをした。Cubase7 のインストーラーは、プログラムの一部をインターネットからダウンロードしてインストールする仕組みになっているのだが、このインターネット接続がうまくいかない。ダウンロード中にエラーメッセージが出るのである。インターネットには、間違いなく接続できている。

サポートに電話したところ、このようなトラブルは多いらしく、スタインバーグのサイトに、インターネットに接続せずにインストールできるパッケージが有るとの事。ドングルを使うソフトだから可能な事である。無事にダウンロードして、インストールも無事に終了。これで行けるかと思ったのだが...

Cubase7 が起動しない。「あ!そうか。アクティベーションしないと起動しないのは当たり前」というわけで、eLicenser を起動し、アクティベーション・コードを間違いなく入力したのだが、eLicenser に登録されているソフト(僕は他に WaveLab7 も愛用している)が、すべて無効になってしまった。

再びサポートに電話。サポートの係も途方に暮れているようである。しかし、ふと気が付いた。アクティベーション・コードを書いてある紙に、Update from Cubase 6 とある。これはおかしい。僕が使っていたのは Cubase 6.5 であり、この事をサポートに伝えると、サポート係がびっくり。これではアクティベーションできない筈である。

「アップグレード・センターに連絡して確認する」という回答を得て、一旦電話を切った。数時間後に電話がかかってきて、どうやらアップグレード・センターの不手際で、間違ったアップグレード版を送ってしまったらしい。「今年中に何とかしてくれ!」と申し出て、係が、「アップグレード・センターから連絡する」との事。それから数時間。アップグレード・センターから電話がかかってきて、正しいアクティベーション・コードを教えてくれた。このアクティベーション・コードで、Cubase7 が正常に動き出した。

その上で、「返品交換」との事で、「着払いでいいので送ってください」と来た。これにはカチンと来て、「僕には何の過失も無い。着払いでも梱包には金がかかるし、手間もかかる。僕には何の過失も無いのだから、一切面倒は嫌だ」と、運送会社による交換発送を要求し、相手も了承した。

そして最終確認。Cubase6 からのアップグレードは20300円だが、Cubase6.5 からのアップグレードは15300円。5000円も違う。「間違って20300円落とされている事は無いか?」と尋ねると、「それは絶対に無い」との事で、ようやく一件落着。

今日は Cubase7 で一日潰れた。それにしても、パソコンを使い始めて30年以上になるが、こんなトラブルは初めてである。それもヤマハともあろう超一流会社が、このようなミスをするとは、ちょっと信じられないが、ともかく、苦労したが、Cubase7 が動き出してよかった。

次は何の MIDI を作ろうかなぁ...

新しいファイロファックス(システム手帳)

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過去に散々絶賛し、一生使うつもりだったファイロファックスのシステム手帳だが、やはり四半世紀も使うと、擦れなどの使い減りが有り、金具やホックも、いつ壊れるかわからない。ここは、50歳の節目でもあるし、気分一新しようと、新しく買う事を決意した。

ここまでファイロファックスを使い続けると、もうファイロファックス以外は考えられない。それで選んだのは、バイブルサイズで、ファイロファックス デコ 本革 エボニー色。参考定価は57750円もするが、格安店で、半額近い値段で入手した。

今日到着し、旧ファイロファックスから「引っ越し」をした。それにしても、素晴らしい仕上がりである。イタリアンカーフレザー(ロールスロイスに使われているかはわからない)の質が最高で、弱点だったホックは、レバーによる頑丈な金具に変わっている。他にも、過去の弱点が全て改善されており、やはりファイロファックスは格が違う。まさに「イギリス人が誇りにかけて作り上げた逸品」である。多分、死ぬまで使う事になるだろう。

以前、バイブルサイズがマイナーになりつつあるという事を書いたが、本当の意味で使いやすいバイブルサイズが消え去る事は、絶対に無いと思う。日本人で、システム手帳の入手を検討している人には、是非バイブルサイズを選ばれる事を、お勧めしたい。

[過去の記事へのリンク]

ファイロファックス(システム手帳)

バイブルサイズのシステム手帳(ファイロファックス)

ファイロファックスのシステム手帳(その3)

イギリス人のプライド(ロールスロイス、ファイロファックス)

filofax2.jpg


今年もあと一日。

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あっという間の一年間だった。昨日が正月のようである。昨日は、無二の親友と食事を共にし、ホテルのバーで酒を飲んだ。友達がいるという事は、本当に有り難い事である。

来年こそ、飛躍の年にしたい。システム手帳も新調した事だし、50歳の節目。何とか頑張りたい。

今年最後のメッセージは、明日書く予定ですが、書けないかもしれません。

とにかく、皆様が、良い新年を迎えられる事を、心から祈っています。

大晦日

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僕の大晦日の夜の過ごし方は、ありきたりだが、テレビで「紅白歌合戦」を見て新年を迎えるのが習慣になっており、今年もこれで行こうと思っている。小林幸子が出ないなど、残念な面もあるが、NHKの威信にかけた舞台演出は素晴らしく、毎年驚きを持って楽しんでいる。今年はどうなるのだろう。

それでは、皆様、何卒、良いお年をお迎えください。来年が、皆様にとって、幸多き年になる事を、心から祈っています。

今年もいよいよ大詰め。

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前回書いた通り、僕は「紅白」で、新年を迎えるつもり。いつもは、早寝早起きの僕だが、今日は夜更かししようと思う。

そのため、朝ご飯を抜き、昼下がりに「銀のさら」の寿司。午後五時くらいに、「銀のさら」に、午後九時配達の、寿司を注文した。一日に二度も「銀のさら」の寿司を食べるとは考えられないが、大晦日でもあり、今日は特別。

もうすぐ「紅白」。今年も大詰め。繰り返しになるが、来年が、皆様にとって、幸多き年になる事を、心から祈っています。

良い新年を、お迎えください。

明けまして、おめでとうございます。

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今回(昨年)の「紅白」も、素晴らしかった。これをお読みの皆様にとって、今年が幸多き年になる事を、心よりお祈り申し上げます。

私としても、些細な事ですが、システム手帳を新調した事など、今年は気分を変えて、「飛躍」の年に、したいと思っています。

これからは、テレ朝の、「朝まで生テレビ元旦スペシャル」を限界まで見て、眠りにつこうと思います。

とにもかくにも、これをお読みの皆様の、今年のご多幸を、心よりお祈りいたします。

昨年は、本当にありがとうございました。今年も、どうぞよろしく、お願い致します。

正月のテレビ番組。

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スポーツ中継や、NHKの寄席中継を除いて、正月のテレビ番組は、前年の暮れに録り貯めしたバラエティばかりで、正直言って、全然面白くない。

タレントの皆様にとっても、正月休みは、年に一度の大型連休という事で、海外脱出する人が多いと思われるが、この気持ちはわかる。

しかし、もう少しマシな番組は作れないものではないか。正月のテレビは、正直言って、全くつまらない。テレビ業界の人たちにも、もう一工夫を望みたい。

今日は何故か眠れない。

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正月から睡眠障害とは、ただ事ではないが、明日はNHKの昼下がりの寄席中継を見たい。これから何とか頑張って、眠りにつこうと思う。

皆様、おやすみなさい。

NHKの寄席中継

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早いもので、正月三日目である。毎年、正月にはNHKの寄席中継を見るのが習慣になっており、これを見ると、「ああ、新年なんだな」という気持ちになる。

そういえば、寄席にも久しくご無沙汰。今年は久々に出かけてみるか。。。


プリンタ価格破壊。

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友達に、「プリンタを買いたいからアドバイスしてくれ」、と頼まれ、僕もプリンタが壊れて不自由な思いをしていたので、ネットショッピングで物色したのだが、価格破壊に驚いた。

インクジェットであれば、カラーでも1万円台。レーザーでも、カラーで6万円台。もちろんスキャナなどを含んだ複合機である。曖昧な記憶だが、一昔前には、カラーのレーザープリンタは、100万円以上していたような気がする。インクジェットでも、モノクロで6万円以上していたような気がする。

キャノンのインクジェットは、インクカートリッジが色別に取り付けられるようになっており、インクの無駄が無い。それにしても6色インクとは驚いた。そこで、友達は安く済ませたいとの事で、僕のひいきのメーカーであるキャノンのインクジェットを推薦した。

僕は躊躇なく、キャノンの、カラーレーザーを選択した。

レーザープリンタは、重くて(25kgくらい)、設置に苦労したが、印刷スピードと、水に濡れてもにじまないなど、快適そのもの。

パソコン関連の価格破壊は、どこまで続くのだろう。

ロリン・マゼールの最高傑作(!?)

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チャイコフスキーの組曲第三番。一般にはチャイコフスキーの駄作と言われているが、変奏曲からダイナミックな終結は、素晴らしいと思う。

ただ、マイナーな曲だけに、録音が少なく、くだらない演奏も多い中、「これは特別!」と言える名演が有る。

ロリン・マゼールが、若いころ、1963年にウィーン・フィルと録音した演奏である。若きマゼールが、ここでは天才的な音楽性を発揮している。オーケストラも素晴らしい。

現在、このCDは入手難のようなので、終曲だけをモノラルで公開する。これを聴けば、チャイコフスキーやマゼールに対するイメージが一変するであろう名演である。

チャイコフスキー:組曲第三番より、

主題と変奏(MP3)

「手を取り合って」(クィーン)

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伝説のロックバンド、クィーンが、日本人のファンのために、日本語で歌った「手を取り合って」が、最近TVCMでリバイバルしている。

僕が中学生だった頃のヒット曲である。冷めた見方をすれば、商売上手と言えなくもないが、当時の僕は、クィーンが日本語で歌ってくれた事に、心から感動した。

改めて聴いて、やはりこの曲は「名曲」だと思う。「ボヘミアン・ラプソディ」を頂点として、クィーンの芸術は「不滅」である。

クラシック音楽ファンの悲哀(防音問題)。

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僕は、 LP、CD併せて3000枚以上所有しており、毎日聴いて楽しんでいたのだが、音楽の神髄を聴こうとすると、どうしても音量が大きくなる。このマンションは、夜11時までは音出しOKという事で入居したのだが、オーディオは別だった。実際、マンション内なら、まだ僕としても抵抗は出来るが、近所からも苦情が来ているらしい。

大家さんから最後通牒が出た。これで事実上300Bアンプやコーラル4A-70の素晴らしいサウンドを聴く事は不可能になった。要するに、ヘッドフォンで聴くしかないというという事である。

しかし、「防音」を謳って居住者を集めているのに、「オーディオ禁止」とは納得がいかない。僕は、朝の7時から夜11時まで音出しOKという事で入居したのである。「オーディオ禁止」なのであれば、物件情報に、その旨書いておくべきである。これは詐欺に等しい。脅しにも似た「次に苦情が出たら、出て行ってもらうよ」、という大家の主張には納得がいかないが、ここは辛抱するしかない。東京とは、何て住みにくい所なのだろう。

そもそも、防音が不十分なマンションを建てて「防音」と謳って客を集め、クレームが出たら住民のせいにする。物件情報には何の記載も無い。こんな事が許されるのだろうか。現実は現実として受け止めるとしても、完全に納得がいっているわけではない。

ヘッドフォンに関しては、ヘッドフォン・アンプにオーディオ・テクニカのAT-HA5000、ヘッドフォンは、オーディオ・テクニカのATH-W5000。恐らく世界最高のヘッドフォン・システムであろう。プリアンプは、マランツ#7だから、真空管の色っぽい音は辛うじて楽しめるが、事実上300Bの「飛び切り」のサウンドには、別れを告げるしかない。

完全防音のマンションを借りる経済力は、僕には無い。300B、4A-70よ、さらば!!!

眠れない。

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明日は取り立てて用事が無いのでいいが、眠れないのはつらい。睡眠導入剤も飲んでいるのに。精神が正常になる事を、願うのみである。メジャー・トランキライザーも卒業し、軽い薬が残るだけ。もう一息、頑張りたい。皆様、おやすみなさい。
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