オールナイト・ニッポンのパーソナリティーとして親しんでいた塚越孝さんが自殺したらしい。まだニュースが入ってきたばかりで、原因などはわからないが、とりあえず、深夜放送の看板アナウンサーだった塚越さんの、ご冥福を、心から祈りたいと思う。
それにしても、人生に絶望して首を吊る時の心境は、一体どんなものなのだろう。僕もギリギリの生活をしており、いつ首を吊ってもおかしくない。一年で三万人以上が自殺している日本は、どう考えても正常ではない。テレビを見ていると、「人身事故」で電車が止まっているというニュース速報を頻繁に目にする。「人身事故」とは、言うまでもないだろう。僕も一度遭遇した事が有るが、あれは見るものではない。あのショッキングな光景を見て以来、人生観が変わってしまった。
人生の苦しみは、筆舌に尽くし難い。この世が、人に優しい社会になる事を、願ってやまない。