オーケストラの仕事では、様々な「いじめ」に遭ったり、とにもかくにも人生経験を積まされた。中でも、元カノが、新日のメンバーと結婚し、オケ全体に僕の悪口を広めていたのには参った。僕は、この元カノを一生許さないだろう。邪悪な「腐れ女」に待ち受けているのは「破滅」だけである。結局この女は、現在では神奈川フィルという三流オーケストラで安月給でこき使われているらしい。いい気味である。
当時の新日フィルは、「仲良しグループ」のような低レベルな派閥が幅を利かせる最悪の雰囲気のオーケストラだったが、今はどうなっているのか。とにかくコンマスの豊嶋泰嗣と植木三郎がグルになって、陰湿な「いじめ」を行っていたのだから、無力な僕としては、手の施しようが無かった。この二人は人間のクズである。豊嶋は腕がいいからまだ許せるが、植木は絶対に許せない。
僕はオーディションで好成績をあげ、使ってもらっていたのだが、オーケストラとしては、僕を「合格」にしなかった時点で、僕を必要としていなかったのだろう。豊嶋と植木が自分の保身を図ったのかもしれない。二人とも偉ぶっているが、実は小心者である。そこで、徹底的にいじめて僕を潰そうとしたのだと思われる(オーケストラのほとんどのメンバーは、オーディションで僕に票を入れ、僕が合格したと思ってたらしい)。
今の僕は、低レベルな嫌がらせなどには、相手にしない度胸が付いたが、若い頃は大変だった。そんな中、オーケストラの仕事で最高だったのは、この演奏以外に無い。巨匠朝比奈隆さんで弾いたブラームスの交響曲第4番である。コンマス(豊嶋)のサイドだった。この時のオケのメンバーは、ホルンの千葉さん等、最高のメンバーが集まったドリームキャストであった。今でもこの全集が手に入るかわからないので、ここで公開する。「歴史的名演」とされている演奏である。
ブラームス:交響曲第4番(MP3)
朝比奈隆指揮 新日本フィルハーモニー交響楽団
1990年オーチャード・ホール