生まれた時から波乱の人生で、ショッキングに両親を亡くして心の傷で苦しみ、２００６年のリサイタル以来、演奏活動を休止しているが、桐朋ディプロマ同期で親友のＹ君によると、今は若くて優秀な人が沢山いて、僕の年齢では「弾く仕事」は無理との事。お先真っ暗である。
しかし、江藤先生、それに、ハイフェッツの弟子二人に教わった、レオポルド・アウアーの「秘伝」は、是非伝えていきたい。ハイフェッツの弟子であるピエール・アモイヤル先生が僕に言った「日本人は、みんな小奇麗にうまく弾くが、君のような感情表現をする人には初めて出会った。日本に帰ったら、是非先生になって、日本の若い人たちに、君の表現を伝えて欲しい」という言葉を実現したい。
教える仕事は無いものか。どうか、僕の演奏をお聴きいただき、感動された方は、是非僕に、仕事（何でもします）をください。