昨日も有ったが、「XX線が、人身事故で運休中」。という情報がテレビで流れた。運休の情報は確かに必要だが、「人身事故」という原因を見ると、心が痛む。はっきり言えば、「人身事故=鉄道自殺」である。
人生に絶望して鉄道に身を投げる人の苦悩も察して余りあるが、「運休」の情報は必要だが、わざわざ「人身事故」と書く必要が有るのか。もっとマシな表現方法は無いものか。
過去にも書いた気がするが、一度だけだが、自分が乗っていた列車が急停車し、車内放送で「飛び込み自殺です!」という案内が流れた事が有った。あれは見るものではない。救急隊が到着し、ちぎれた手や足が運ばれてくる。とどめは、髪の毛を持ってぶら下げて運ばれてきた生首。
あれ以来、テレビで「人身事故」という交通情報を見るたびに、心が痛む。交通情報は必要不可欠だが、表現方法を考えて欲しい。
最後に、くだらない憲法改正論議などを行う前に、年間30000人以上が自殺しているという日本の異常な現実についての対策を、論議して欲しいものである。