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Channel: マエストロ時津英裕のブログ
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交通事故死者の数

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昔は、毎年10000人くらいが、交通事故で死亡していた。今もまだ多いとはいえ、今は5000人を切り、数で比較すると激減したと言ってもいいのではないか。

警察もようやく真面目に交通事故死者を減らす取り組みに本腰を入れ始めたと言え、これは、僕のような真面目な運転者にとっても、ありがたい事である(「真面目な運転者」と言っても、交通事故を絶対に起こさないとは死んでも言えない)。

まず、最近はめっきり減ったが、道路の脇に身を隠し、レーダーで行うスピード取締り。これは、全く意味が無いばかりか、真面目な運転者に負担を強いるのみならず、交通の流れを乱すという意味でも、問題だと思っていたが、現在は、カメラによる自動速度取締機が普及し、事前に看板で取締りを知らせると共に、場合によっては速度警告電光掲示板により、速度違反を取り締まるのではなく、「速度を出させない」事を重視した結果、全体の速度を抑える事が可能になり、国の収入は減るのかもしれないが、速度違反を取り締まるより、余程合理的と思われる。

また、以前から諸悪の根源であった飲酒運転の取り締まりを強化し、得点の減点も倍以上になり、違反常習者は簡単に免許取り消しになるシステムになった事で、悪質ドライバーが駆逐され、優良運転者が増えた事も、交通事故死者の減少に寄与していると思われる。

いずれにしても、警察がいよいよ本気で交通事故死者を減らす対策に取り組み始めた事は、我々真面目な運転者にとっても有り難い事であり、今後も、もっともっと交通事故死者が減る事を願ってやまない。

なお、一つだけ、順調な交通を阻害する間違った認識がいまだに蔓延しているので、一つだけ書いておく。通常の道路の制限速度は時速60キロだが、もし、後ろに速い車がぴったりと付いて来たら、仮に後ろの車が速度違反であっても道を譲らなければならない。これを知らない人が多く、制限速度ギリギリで後ろに大量の車の行列を引き連れて走っている人がいるが、これではなめらかな交通にはならない。

また、高速道路では、たてまえでは、追い越し車線でも100キロを超えてはいけない事にはなっているものの、実際に追い越しを行うには、100キロを超える事はやむを得ず、追い越しを終えたら、速やかに走行車線に戻る必要が有る。しかし、追い越し車線を100キロギリギリでのろのろと走り続ける車が後を絶たない。もちろん、走行車線に戻らないと、違反で捕まるが、我慢できずに左車線から追い越すと、警察はこちらを取り締まる。左車線で追い越すのは危険なので、絶対に行ってはならない。追い越し車線を延々と低速度で走る車ほど迷惑な車は無い。

とにかく、運転で大切な事は、交通法規を守る事と「流れに乗る事」。これが重要で、これが出来ない人には車を運転して欲しくない。

警察の皆さん、頑張ってください!


バックアップソフト

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ハードディスクのデータが巨大化し、万一クラッシュでもしようものなら、回復の手間を考えると気が遠くなる。

僕は、Windows 7 が発売された時に、OSの完成度の高さに驚き、このOSを使う事に決めたのだが、Windows 7 に装備されているバックアップ機能を使おうとすると、1TBの外付けハードディスクでも「容量不足」との事で、事実上使い物にならず、サードパーティのバックアップソフトを物色せざるを得なかった。

当時、Windows 7 にいち早く対応しているバックアップソフトは、Acronis True Image Home 2009 しか無く、購入し、使ってみると、正常に動作。以来、これを愛用していたのだが、毎年アップグレードされ、ダウンロード版を購入したのだが、使い物にならず、それ以来、Acronis True Image Home 2009 をいまだに使っている。

さっき、Acronis のサイトを見ると、True Image Home 2012 Plus  がリリースされており、イチかバチか購入した。まともに動いてくれる事を願うのみだが、もう限界である。

どなたか、Windows 7 32bit で使える優れたバックアップソフトをご存知の方がいらっしゃいましたら、どうか教えてください。

よろしくお願い致します。

ページを大整理

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ブログという手軽で便利な情報発信手段が出来て、感じた事が有れば、簡単にブログで公開でき、更新 PING により、サーチエンジンにも即座に反映される。こんなに便利なシステムは無いが、ブログ記事が大量になり、どの記事がどこに有るのかわからなくなってきた。また、トップページも巨大化し、サーチエンジンでヒットしにくくなっている。

そこで、SEOも兼ねて、重要なブログ記事をまとめて単独の html ファイルとし、トップページのコンテンツも、独立化できるものは、独立ファイルとし、ページの大整理を行った。

いつごろサーチエンジンに載るかはわからないが、載りさえすれば、格段に重要コンテンツにヒットしやすくなるはずである。

これからも、私のホームページを、よろしくお願い致します。

今年はチェリビダッケ生誕100周年

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セルジウ・チェリビダッケ。20世紀最高の指揮者の一人である。もう生誕100年か。時が経つのは速いものである。とにかく、ロンドン交響楽団と来日した時のムソルグスキー(ラヴェル編)の「展覧会の絵」をFMで聴いてショックを受け、1986年のミュンヘン・フィルとの来日を皮切りに、沢山のコンサートに通った。とにかく物凄い指揮者で、演奏に圧倒されっぱなしであった。

生前は、変人指揮者としても有名で、毒舌、オーケストラに常識はずれのリハーサル時間を要求するばかりか、レコーディングを否定し、殆ど録音を残さなかったチェリビダッケだけに、その芸術に触れるには、コンサートに行くしか無く、生演奏に沢山触れる事が出来た僕は幸せ者であった。なお、変人指揮者として有名だったチェリビダッケだが、舞台上では超一流のエンターテイナーであり、茶目っ気も有り、変人ぶりは、かけらも感じられなかった。演奏後は、各パートの奏者を次々に起立させて、ねぎらいの気持ちを表すなど、指揮者の模範を示していただけでなく、「変人」というより「好々爺」という印象で、もちろん聴衆を大切にしており、満場の拍手を嬉しそうに浴び続けていた。これは意外であった。

チェリビダッケの死後、放送局などに保存されていた録音が次々にCD化され、ファンとしては嬉しい限りだったが、中でも、ミュンヘン・フィルとの日本公演がCD化された事は、客席にいた僕としては、これ以上の喜びは無く、感慨を新たにした。

しかし、生を聴いて分かったのだが、チェリビダッケ独特のテンポ設定とフレージングの神髄は、生でなければわからず、チェリビダッケが録音を否定していた理由がよくわかるのだが、CD化された録音で、生を知らない音楽ファンに、どこまで理解できるかはわからない。

残念ながら、CD化されたチェリビダッケの録音は、極論すれば、生を聴いた人が思い出を反芻するための物という見方もでき、どこまでチェリビダッケの凄さが伝わるかわからないが、生を聴く事が不可能な現在、一人でも多くの人にCDを聴いてもらい、その中の一部にでも、チェリビダッケの神髄を聴き取れる人がいれば、これ以上の喜びは無い。

チェリビダッケのCDで、一組だけ選べと言われれば、1986年来日公演の、R.シュトラウス「死と変容」とブラームスの交響曲第4番である。特にブラ4は、ミュンヘン・フィルが、自身の最高の演奏として録音を探していたという伝説の名演で、客席で聴いていた僕は、最初の一音から最後まで、あまりの凄さに固まってしまい、演奏後、正気に戻って気が付いたら拍手していたという、あっという間の出来事であった。終楽章のクライマックスでは、チェリビダッケの叫び声も収録されている。2枚組で、アンコールも収録されており、特に、ヨハン・シュトラウスの「ピチカート・ポルカ」では、聴衆の笑いが起こっているが、これは、チェリビダッケが超一流の茶目っ気を見せた瞬間であり、ライナーノートで種明かしがされている。このコンサートは、僕の人生でも最高のコンサートの一つとして、一生、記憶に残るであろう。

パソコンが100円!(ジャパネットたかた)

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電化製品の安売りで有名な「ジャパネットたかた」だが、今日のCMを見て驚いた。何とパソコンが100円なのである。はっきり言って、タダ同然。オフィスも2年間の限定ライセンスながら付属しており、おまけにデジカメまで付いてくる。もちろん、まさか100円で儲かるわけが無く、裏が有り、月5000円くらいのデータ通信と二年間契約しなければならない。それでも二年で約12万円。12万円で二年間インターネットとオフィスを事実上タダで使えてパソコンとデジカメまで手に入るとは、これは安い。

ただ、ハードディスクの容量が300GB台と、今としては少なく、メモリ容量など詳しいスペックはわからなかった。「うますぎる話にはご用心」という話も有るので、注意は必要だが、ジャパネットたかたは、既に社会に浸透しており、「とにかく安いパソコンが欲しい」という人にはいいかもしれない。

それにしても、あの個性的な社長さん、過激な事をしてくれるものである。このテレビショッピングには、本当に驚いた。

ページの大整理、その後。

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ページの大整理を行い、検索エンジンにも拾われたようである。しかし、Yahoo! では上位でヒットするが、Google では、何を基準にしているのかわからないが、上位でヒットしない。やってくるお客様は、Yahoo! 経由ばかりである。

Google ではページランクというシステムが有り、Google 経由でアクセスが増えない限り、ページランクが上がらないのだろう。

もし、Yahoo! 経由でページにアクセスされた方で、ページを面白いと思われた方は、是非 Google でも探して、アクセスしていただきたい。

よろしくお願い致します。

キム・イルソン主席生誕100年(北朝鮮)

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無視しようと思って今までコメントを控えていたが、ミサイル発射と言い、盛大な軍事パレードや花火と言い、ちょっと正気の沙汰とは思えないので、一言だけ。

三代世襲がうまくいくとは到底思えない。とにかく下準備が少なすぎる。キム・ジョンイルの時は、10年以上前からラジオなどを通じて「偉大なキム・イルソン、親愛なキム・ジョンイル」と執拗に宣伝していたのであるから。キム・ジョンウンは、去年初めて名前が出てきたに過ぎず、まだ若く、カリスマも無く、政治力を発揮できるとは到底思えない。先日の演説も、原稿棒読みで、ゴーストライターが書いた原稿を読んだだけと思われる。

いずれ、キム・ジョンウン体制は崩壊し、革命が起こるだろう。キーポイントは一つ。中国がいつ見放すかである。中国に見放されたら、北朝鮮は、経済的政治的基盤を失い、政権は崩壊するであろう。独裁政権は必ず破綻する。しかし、断末魔で政権が暴走して核ミサイルなどを発射する可能性も無いとは言えない。とにかく、日本のすぐそばに、こんな常軌を逸したとんでもない国が有る事は、十分な警戒心を持って見守る必要があると思う。

敏感肌(頭皮)

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先日、使っていたシャンプーのボトルが空になり、買いに行ったのだが、いつも使っているものが売り切れで、仕方なく適当な別の製品を買った。有名メーカーの物なので大丈夫かと思っていたのだが、これが僕の頭皮に合わず、頭皮が赤く炎症を起こしてしまった。それも少々ではなく、頭全体に広がり、かさぶたも出来ている。

これはただ事ではないと、まだ髪を切るほど伸びていなかったのだが床屋に行って相談した。僕の頭を見て床屋のスタッフが絶句。スタッフの話によると、市販のシャンプーには、アルコール、シリコン、ジンクピリチオンなどの刺激的な成分が含まれており、床屋では絶対に使わないとの事。アルコールは汚れ落とし、シリコンは髪の毛の艶出し、ジンクピリチオンはフケ防止の効果が有るとされているが、刺激が強く、今回の僕の頭は、ジンクピリチオンにやられたのではないかとの事。

アルコールは論外だし、シリコンは木製家具の艶出しなどに使われる成分で、まさか髪の毛の艶を出すためにシャンプーに含まれているとは夢にも思わなかった。ジンクピリチオンは昔からフケ防止成分として知られていたが、これも刺激が強いらしい。

とにかくここまで頭が悲惨な状態になったら、背に腹は代えられない。頭皮は髪の毛を支える土台。これが駄目になったら、最悪の場合、ハゲてしまうのではないかと不安である。これはシャレにならない。わらにもすがる思いで、床屋で扱っている頭皮に優しいシャンプーを、高価だったが買い、しばらくこれで様子を見る事にした。

それにしても、床屋が絶対に使わないようなシャンプーを売っているメーカーの常識を疑う。安心して使える自然素材で安全なヘアケア製品が、安価に手に入るようになって欲しいと願うばかりである。


最近の真空管事情

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昔、「真空管の選び方」という記事を書き、多くの方に読まれた記録が残っているが、現在は事情が変わってきている。

と言うのも、国産球の質の良い球の入手困難な現実が挙げられる。マイナーな球ならともかく、12AX7などのメジャーな球は、国産で、まともな球の入手が難しくなってきた。元箱入り新品と称する球でも、中身は中古だったり、セレクトから外れた球が多く、過去に、「国産球が良い」と書いた僕としては、今は認識を変えなければならない。

しかし、やはり真空管は不滅である。昔のロシア球の品質は最低だったが、最近のロシア球の品質向上は目覚ましく、EHゴールド、タングソルの復刻版、ムラードの復刻版など、まともな店でセレクトされたものであれば、どんな球かもわからない国産球よりも、余程よい球が手に入る。ひとまず安堵である。

なお、中国製の球は、完全に取り残され、「安かろう悪かろう」が殆どなので、セレクト品であっても、絶対に買ってはいけない。

真空管の世界には、伝説になっている名球が有る。12AX7のテレフンケンでロングプレートのダイヤマークが刻印されたものは、音の次元が違う。僕は、たくさん集めていた東芝12AX7を全て売りに出し、テレフンケンを入手した。この音には、もう参った。後戻りは出来ない。

真空管アンプは、半導体アンプでは絶対に得られない音色の艶や色気が有る。お金はかかるが、一人でも多くの人に、真空管サウンドの魅力を知って欲しいと願っている。

最悪の「2ちゃんねる」

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先日も、2ちゃんねる批判の記事を書いたが、違法薬物取引などの書き込みで、警察が削除を要請した約6000件!の記事のうち、殆どが削除されていないとの事。

とにかく、僕は大嫌いだから滅多に見ないが、「2ちゃんねる」は、日本のインターネットの諸悪の根源の一つであり、まともな管理が出来ないのであれば、閉鎖するべきである。

繰り返すが、「2ちゃんねる」に出入りしている低レベルなネットワーカーたちにも、身の程をわきまえていただきたい。

ここまで来ると、もう堪忍袋の緒が切れた。警察によって、「2ちゃんねる」スタッフの取り締まり等、徹底的に「2ちゃんねる」の害毒が明らかにされ、「2ちゃんねる」が閉鎖の方向に向かう事を願う。

トキのひなが誕生!

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日本では絶滅し、中国から送られてきたトキだが、絶滅の危機に有る事に違いは無い。しかし、嬉しいニュース。今、NHKのニュース速報で、ひなが誕生したとの事。何とか数を増やし、またあの優雅な姿を自然の姿で見られる日が来ることを願ってやまない。

学生時代の切ない思い出。

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恋の話である。僕が桐朋に通っていた頃、ある先生(名前は忘れた)が、「チェリビダッケの録音を聴く会」という会を行っておられ、そこで常連だったM.Mさんに一目惚れしてしまった。とにかく笑顔が素敵な女性で、学校でも有名で、「スマイリーM」(Mは姓)と呼ばれていた男性学生の憧れの的であった。ちなみにヴァイオリン科で、僕と同じ江藤門下であった。

僕の頭の中は、彼女以外無くなり、何とか恋を成就させたいと、友達も協力してくれたのだが、彼女は僕の方を向いてくれない。それでも彼女に対する想いは募るばかりで、もう正常な精神状態を保つ事さえ不可能な程、彼女に夢中であった。

そんな中、江藤先生のレッスンに行ったのだが、僕の前のレッスンが彼女であった。僕は、「お疲れ様」と声をかける事が精いっぱいであった。そして僕はレッスンを受け、戻ってきたら、彼女が僕を待っていて、「一緒に帰りましょう」と言われた。その後、一緒に吉祥寺に行き、食事や買い物など、僕としては、これ以上考えられない幸せを味わった。それで、僕は彼女への気持ちを告白したのだが、彼女はOKしてくれない。「どうして?」という質問に、彼女は「言えない。私の相手は、まだわからないけど決まっているの」と言う。これで、その日の思い出深い出来事は終わった。彼女がどうして僕を待っていて、一緒に帰ろうと誘ったのかは謎である。

その後、彼女の女友達からショッキングな相談を受けた。実は、彼女は世界基督教統一神霊協会の信者であり、完全に洗脳されており、いくら説得してもどうにもならないとの事。僕は絶句したが、彼女の友人によると、僕ほど彼女の気持ちをわかっている人はいないから、何とか脱会するように説得して欲しいとの事。

それから僕は、統一教会について調べ尽くし、彼女が脱会するよう行動したのだが、もはや彼女を支配しているマインドコントロールは強固で、どうにもならなかった。僕は、涙を呑んで、彼女を諦めた。

数年前に入ってきた情報だが、彼女は韓国で合同結婚式に出席し、韓国人と結婚生活をしているらしい。もうどうにもならない。しかし、彼女は、僕にとって、永遠のマドンナである。あの素敵な笑顔は忘れようにも忘れられない。

何とも言いようが無い、学生時代の、ほろ苦く切ない思い出である。今日はどういうわけか、彼女の素敵な笑顔が思い起こされて仕方が無い。どうにもならない気持ちを、ブログで吐露するしかない、個人的な忘れられない思い出話でした。

無免許運転の車が小学生の列に、2人死亡。

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死亡者のうち一人は妊娠七か月。流産した赤ちゃんを含めると、3人死亡である。

何とも痛ましい事件である。容疑者は18歳との事。無免許で運転するだけでももっての外なのに、この違法行為を発見できなかった周りの人たちにも、自覚を促したい。警察の努力により、交通事故死者は減りつつあり、先日もこの事について記事を書いたばかりだが、運転の危険性、モラルについて、社会的な指導の強化を願ってならない。

二度とこんな悲惨な事故は起こって欲しくない。

サーバー移転しました。

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現在プロパゲーション中で、このメッセージを読めている方は、新しいサーバーにアクセスされています。世界中のDNSにデータが行きわたるには、1週間ほどかかると思われます。

初めてレンタルサーバーを借りたのは1990年代。まだインターネット黎明期で、国内のプロバイダが用意しているサーバーは容量が少なく、信頼性も低く、音楽配信を行いたい僕には完全に役不足。そこで、ある方の紹介で、世界のレンタルサーバーの老舗である、アメリカの Hiway Internet のサーバーを借りた。月約50ドルで、容量は50メガ(ギガではありません)バイト。これで RealAudio で音楽配信を行っていたのだが、当時はダイヤルアップ(28800bps)の時代であり、サーバーも共用サーバーで、同じサーバーマシン内に超人気サイトが有ったりすると、とばっちりを食って、レスポンスが極端に悪くなる。音質も悪い。それでも、国内のサーバー会社より明らかに安く、信頼性も高いので、当時としては快適に利用していた。作曲家コルンゴルトをテーマにしたページだったのだが、コルンゴルト生誕100周年終了で、ひとまず区切りとして、ページを閉鎖した。

この Hiway が、後の NTT VERIO になり、NTT VERIO の世界戦略ブランドとして、日本にラピッドサイトが誕生した。2003年、自分の演奏録音を配信するサイトを開こうと思い立ち、躊躇なくラピッドサイトを選択。ホームページを開設した。当時はISDNの時代。ダイヤルアップよりは格段に良かったが、ストリーミングオーディオには依然スピード不足、サーバーも共用サーバーなので、音切れなどが起きていた。

そこで、ここは奮発!共用サーバーから NTT VERIO が元祖であるVPS(バーチャル・プライベート・サーバー)にアップグレードしたのだが、容量が3GBで料金が、月12000円ほど。料金は高いが、それでも専用サーバーよりは格段に安く、専用サーバー並みのレスポンスと信頼性を持つ強固なサーバーとして、当時としては画期的であった。これでレスポンスは格段に向上。時代はブロードバンドになり、音切れなども無くなり、CDクオリティの音楽配信が可能になった。しかし、貧乏人の僕にとって、経済的圧迫は苦しかった。

そんな中、ラピッドサイトがVPSスターター・シリーズという新シリーズをリリース。容量が10GBで、料金が、何と月1800円台!矢も楯もたまらず乗り換えた。まさにVPS価格破壊であった。これで、超低価格の粗悪サーバーを除いて、共用サーバーは過去の遺物になった。しかし、サウンドファイルはファイルサイズが大きく、容量10ギガでも、どんどんサーバー容量を圧迫していく。何とかならないものかと思っていたのだが、ここにきて、ラピッドサイトがまた快挙!

VPS新シリーズがリリースされ、料金が月3000円台で、容量が何と120GB!少々出費は増えるが、昔のVPSに比べれば十分安い。今回乗り換えたのが、このサーバーで、サーバーのメモリ容量も増えて、レスポンス抜群。容量は無限大に等しい。容量の心配は無くなった。これでまた値下げでも行われれば、サーバーを乗り換えるかもしれないが、当分これで行こうと思う。

それにしても、ラピッドサイトのサーバーは、さすがに元祖だけ有り信頼性抜群。他社は考えられない。もっと安いサーバーはいくらでも有るが、サーバーには信頼性と高レスポンスが求められる。安いサーバーは、それだけ人件費やサポート体制、サーバーマシンのグレード、OSの種類などで節約しているとしか言いようが無く、バックアップ体制、監視体制などでも手を抜いており、「安かろう悪かろう」なので、あまり高すぎるのも問題だが、バランスを考えてサーバーを選ぶべきである。独自ドメインを取りさえすれば良いというものではない。いずれにしても、ネット技術の進化は凄まじく、昔とは隔世の感が有る。

これからも、私のサイトをよろしくお願い致します。

新サーバー

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一部トラブルも有ったが、丸一日かけて、何とか動き出した。新サーバーの感想だが、とにかく動作が軽い。一瞬とはいえ、ページの表示速度が速くなっており、ブログの再構築などサーバーに負荷がかかる操作は劇的に速くなっている。FTPによるファイル転送速度も非常に速い。メモリが増えたのと、サーバーマシンの性能も上がっているのだろう。

繰り返しになるが、ラピッドサイトの強固なサーバーは信頼性抜群で、これ以上は考えられない。これからも、この快適な状態が続く事を願わんばかりである。

今後とも、私のサイトを、よろしくお願い致します。


精神系の薬について(今日のTBS報道特集)

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今日のTBS報道特集で、精神系の薬が特集されていて、他人事ではない気持ちになった。

僕が向精神薬を初めて飲んだのは、16歳の時であった。元々感受性が豊かで、それが音楽で開花し、後にいくつかの栄光も手にしたが、有り余る感受性を持て余す事が有り、母親に騙されて病院に連れて行かれた。

九州のF大学病院の精神科だったのだが、当時の精神科は、週に一度、予約制で一時間、主治医の先生が、たっぷりと話を聞いてくれて、適した薬を処方してくれて、医師の指示に従って飲んでいたので、トラブルが起こる事は無かった(今は、この病院でも長時間の面接治療は行っていないらしい)。そのうち、薬を飲まなくても心のコントロールが出来るようになり、薬を卒業した。

ところが、時は流れ、詳しくは書かないが、1999年と2002年に、極めてショッキングな出来事が起こり、あまりの忌まわしさに、僕は故郷である九州を捨てて上京した。その際、九州で世話になっていた精神科の先生に、「日本一」という慈恵医大病院の牛島定信先生を紹介してもらった。しかし、牛島先生は、最初こそ一時間話を聞いてくれたが、次の診察からは数分。こんな診察でまともな診療が出来るとは思えないのだが、とにかく日本中から患者が集まって来るので仕方が無いといった感じであった。しかし、「日本一」は伊達ではなく、最小限の診療で的確な薬を処方する牛島先生は、「天才」と云われるだけの事はあった。

当時の牛島先生の見立てによると、当時の僕は極めて重篤な状態だったらしく、大量の薬を処方された。特に、向精神薬の元祖ウインタミン(コントミンも同じ)、それにカクテル薬で最強で、最も「死」に近い薬であるベゲタミンを処方された時は、ちょっと怖くなったが、牛島先生を信頼して指示通りに飲んでいた。

時は流れ、牛島先生が定年で退職されて、別の先生になったのだが、これがもう最悪。実名を公表する。慈恵医大病院の、中西、と、佐藤。とにかく診察時間は最短で、薬の話しかしない。完全にふてくされており、薬だけは大量に処方する。とにかく、ウインタミン25ミリを朝昼晩一錠、寝る前に二錠飲めと言うのである。こんなに強い薬を一日中飲んでいたら、まともな生活など出来ない。他に最強のベゲタミンも有る。他にも抗鬱剤や抗不安剤、睡眠導入剤など、大量の薬を処方されて途方に暮れた。こんなに飲めるはずが無い。仕方なく寝る前だけは飲んでいたが、薬がどんどん貯まって行き、先生に、「飲めません」と、いくら言っても先生は処方する。遂に貯めこんだ薬が致死量に達し、先生に「致死量貯まってるんですけど」と言っても、それでも先生は処方を止めない。医者は薬をたくさん処方すると儲かるのだろうか。とにかく、もうこんな診療は懲り懲りと、僕は慈恵医大病院に別れを告げて、近所の病院に切り替えた。

向精神薬は副作用もきつい。九州の先生によると、僕は特に副作用が出やすい体質らしく、処方には細心の注意が必要との事。それなのに、ろくに話も聞かずに大量の薬を処方する慈恵医大の腐れ医師には呆れてしまう。

特に、ウインタミンとベゲタミンに含まれる塩酸クロルプロマジンには、稀とはいえ、白内障にかかるという副作用が有り、僕は見事にこれに当たり、40代の若さで目が白内障にかかり、両眼手術した。元々の水晶体はピント調節が出来るが、濁った水晶体の代わりに入れる眼内レンズはピント調節が出来ず、メガネを作り、読書やパソコン操作で不便極まりない。一度濁った水晶体は二度と元に戻る事は無く、運転免許の更新も出来ないので、手術は仕方が無かった。

また、ベゲタミンには、フェノバルビタール等の危険な成分も含まれており、これが原因でふらつきを生じ、階段から落ちて、危うく死ぬところだった。足を骨折したが、生きていたのは不幸中の幸いであった。

今も貯めこんだウインタミンが500錠以上、ベゲタミンも沢山ある。これが捨てられないのである。僕は命懸けで生きており、いざとなったら自分で自分の始末をつける覚悟が出来ている。「いよいよとなったら、これらの薬を飲んで死んでしまえばいい」と思う事で、心の安息を保っている部分が無いと言えば嘘になる。

しかし、時間が解決してくれる部分も有り、心の傷はどんどん回復し、近場の病院では、不要な薬を次々に減らしてくれて、ウインタミンもベゲタミンも今は飲んでおらず、軽い薬が寝る前に残るだけになった。もう一息である。

ストレス社会である。精神疲労に見舞われて、病院を訪ねる人も多いと思うが、とにかく、念を入れて病院を選ぶ事。薬を処方されたら、例えば、おくすり110番などで、効能や副作用を知った上で飲まれる事をお勧めする。

皆様の心に、安らぎが訪れる事を、願ってやみません。

高速バス事故で7人死亡

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このところ、交通の痛ましい事故が多い。無免許運転などは論外としても、今回の事故を起こしたドライバーは、難しい大型二種免許を持ったプロドライバーであり、中でも高速バスを運転できるという事は、優秀なドライバーだったと思われるだけに信じがたい。

居眠り運転だったのだろうか。原因不明だが、とにかく、どんな熟練者であっても、ハンドルを持つ時は特別に気を引き締めないと、一瞬にして不幸に苛まれる。

気合を入れて運転しなければ!

TASCAM(TEAC)のサウンドユニットその後

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妥協して購入したTASCAMのUS-144MKⅡだが、やはり駄目である。パソコンのスイッチを入れて、Windows7が起動するまで待ち、ようやく起動したのにノイズだらけで再起動を余儀なくされる事が有ったり、Windowsを操作しているうちに、いつの間にか音が出なくなっていたり、元々の音も悪いのだが、とにかく「真面目に設計しなさい!!」と言いたい。

しかし、TASCAM以外のサウンドユニットを探しても、これといったものが無く、また、MAC専用のものも多く、やはり写真とサウンドいじりは、今でもマッキントッシュの方がリードしているのだろう。

大昔、Windowsでサウンドを操作していた頃、Logicというソフトウエアが憧れだったのだが、これもマック専用になってしまい、今、Windowsでサウンド操作をしようと思ったら、事実上スタインバーグの製品しか無い。スタインバーグは、特にヤマハと組んでから、Windows環境にも熱心で、 Cubaseはもちろん、特に、最近マックに対応したWaveLabは、Windowsで生まれた波形編集CDライティングソフトの決定版であり、唯一のよりどころではあるが、肝心の手頃なASIO対応サウンドユニットが無いのでは、本末転倒である。

今さらマックに乗り換える事も出来ない。Windowsで快適なサウンド操作が出来るようになる事を、切に願う。

春の陽気のせいか(恨めしや統一教会)...

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数日前に、学生時代の切ない恋の思い出について書いたが、あれ以来、毎晩彼女の夢ばかり見ている。彼女を統一教会(原理)から脱会させる夢とか、一度きりの思い出の再現とか。とにかく、あんなに生き生きとした彼女を見たのは、あの吉祥寺での出来事が最初で最後だったし、彼女がふりまく笑顔の素敵さは、今でも強烈に記憶に刻まれている。

今からでもいい。彼女に統一教会から脱会して欲しい。僕と一緒になってくれなくてもいい。思い出だけでもいい。とにかく僕にとって一世一代の大恋愛であった。彼女の事が忘れられない。未練が無いと言えば嘘になる。しかし、どうにもならない事もわかっている。春の陽気のせいか、彼女の事が思い出されて仕方が無い。

今どこにいるのだろう。日本か、韓国か。何もわからない。サーチエンジンでもヒットしない。しかし、カルト宗教にハマってしまうと、末路は「破滅」である。アイドル歌手だった桜田淳子も、合同結婚式に出て結婚し、芸能界から追放されたではないか。人の心の隙をついて忍び寄るカルト宗教の汚い手口に純粋な心を持った人が騙されて洗脳される。こんな事が有っていいのか。誰でも心に弱みを持っている。特に、若い頃は誰しも悩み事を持っている。それに付け込む輩は絶対に許せない。ましてや結婚相手を勝手に決めるなど人生の運命まで支配するとは、言葉を失う。桐朋もそうだが、有名大学には大抵カルト宗教のグループが有る。もちろん宗教名は名乗らない。普通のサークルなどを装っている。しかし、特に親しくもないのに悩み事などを親身になって聞いてくれる人が現れたら、まずは疑う必要も有る。あまり疑心暗鬼になるのも問題だが、教団施設に連れて行かれて、ビデオを見せられて洗脳されたら終わりである。

名前は出していませんが、本人であればわかると思います。今からでも間に合います。悪の権化である統一教会(原理)を脱会され、僕にメールください。「無限地獄」など存在しません。あなたの真の幸せを、心から祈っています。

今でも彼女の事を思い出すと涙が出てくる。今頃どうしているのだろう。

ハリー・ベラフォンテ(スピリチュアル)

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過去にも書いたが、アメリカの黒人歌手の歴史に残る名歌手であり、エンターテイナーである。「バナナ・ボート」や「ダニー・ボーイ」、「マティルダ」を知らない人はいないだろう。黒人ならではのハスキーで張りのある声で歌われる名曲の数々に魅了された人も多いと思う。また、会場全体を支配してしまう絶妙のトーキングなども、後にも先にも、これ以上の人はいない。

代表盤が、1959年の「カーネギー・ホール・コンサート」である事は、今さら言うまでもないが、僕が幼少時に、母親が持っていたLPレコードによって魅力に取りつかれ、僕の音楽性を形成する大きな力になった名アルバムが有る。

それは、黒人歌手のカリスマであるベラフォンテが、黒人霊歌(スピリチュアル、奴隷時代の黒人の心情を語った歌)ばかりアカペラで歌ったアルバム、"My Lord What a Mornin" である。以前もCD化されており、アメリカのアマゾンで買って愛聴していたが、今回、再びリマスタリングされ、装いも新たに発売された。

このアルバムは、まさに黒人霊歌の神髄である。手に入るうちに、値段も安いので、一人でも多くの人に聴いて欲しい。日本のアマゾンでは納期がかかるので、アメリカのアマゾンのURLを紹介しておく。

My Lord What a Mornin

全てが素晴らしいが、中でも、「Oh Freedom」と「Swing Low」は、涙なしには聴けない。また、今回はボーナス・トラックも含まれており、今までのCDを持っている人も、買い替える価値が有る。

ハリー・ベラフォンテは、黒人歌手の礎を築いたばかりではなく、後に「USAフォー・アフリカ」で、歴史的偉業である「ウィ・アー・ザ・ワールド」を主宰するなど、黒人音楽史に残る偉大な歌手であり、エンターテイナーである。不滅の芸術に、一人でも多くの人に接して欲しい。

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