フェイスブックで教えてもらった NAXOS のハイフェッツ名演集。
チャイコフスキーの協奏曲、コヌスの協奏曲、サラサーテの「ツィゴイネルワイゼン」、それに、コルンゴルトの協奏曲。
チャイコフスキーは知らない指揮者とのスタジオ録音らしいが、どう聴いてもライナーとのスタジオ録音をモノラルにしたものに聴こえる。
コヌスの協奏曲は、当時、コルンゴルトを皮切りに、映画音楽作曲家の間に、ハイフェッツのために超絶技巧の協奏曲を作曲する事がはやって、その中の一曲。もちろん、これが決定盤である。
「ツィゴイネルワイゼン」は、僕の人生を決めた決定的名演。僕は、2歳の時にこの演奏を聴いてショックを受け、まさに「ハイフェッツ・ショック」であった。これでヴァイオリンを学ぶ決心をして、3歳からヴァイオリンを学び始めた。ハイフェッツは、今でも僕の「神様」である。
そして、コルンゴルトの協奏曲。RCAでのスタジオ録音だが、RCAのCDは疑似ステレオ化されており、オリジナルの良さが殺されていたが、これはモノラルで最高の音質。これでコルンゴルトの真価が明らかになった。
このCDは絶対的なオススメである(NAXOS 8.111359)。