今年の紅白
今年の紅白は圧巻であった。三角を基調にした舞台装置で繰り広げられる、歌ごとに変わる変幻自在な舞台演出一大絵巻。K-POPの歌も新鮮だった。今年はどう見ても紅組の勝ち。これは動かないが、白組も見事であった。特に最後のSMAPは見事。今年は特に、歌ごとの演出が変幻自在で、歌の合間のスタッフたちにも拍手を贈りたい。いい年末を迎えられた。さすがNHK!これら歌の持つ力が震災者の皆様のパワーになりますように。...
View Article明けましておめでとうございます。
昨年は激動の年でした。特に、東日本大震災の被災者の方々にとっては、新年どころではないかもしれない。福島第一原発はいつ終息するかもわからない。場合によっては数十年かかるかもしれない。退避されておられる方々の心中を思うとやりきれない気持ちになる。しかし、何とか希望を持って、明るい明日に向けて、頑張って欲しい。かける言葉に困るが、「絆」、これを軸に、日本が一つになる事を願ってやまない。今年が実りある年にな...
View Articleマランツ#7のパイロットランプが切れた。
数週間前から点いたり消えたりしていたのだが、今日になって全く点かなくなった。しかし、僕が入手したマランツ#7は、店頭展示品で殆ど使われていないものではなかったのか。店頭で電源入れっぱなしだったのか。腑に落ちないが、蓋を開けて各部の電圧をチェックしても、セレンの劣化は感じられないし、実際音も素晴らしい。50年以上昔に作られた電球だから、現在の電球よりも品質が落ちる事は、十分考えられる。僕はメンテ用に、...
View Articleああ、愛しの藤原由紀乃さん。
「愛しの」と言っても恋愛沙汰ではない。彼女は既に結婚している。ここで言いたいのはピアニスト藤原由紀乃さんのピアニズムの素晴らしさである。2006年のリサイタルで、僕は大枚はたいて彼女に頼んだ。これは大成功であった。ただ、予期せぬアクシデントが起きて、彼女には迷惑をかけてしまった。藤原さんのお母様にも大変なお世話になった。彼女は僕との共演は、もう懲り懲りと思っているかもしれない。しかし、もう一度彼女と...
View Articleウインタミン、ベゲタミン
いずれもかつて、僕に処方されていた最強の薬である。主成分は塩酸クロルプロマジン、ベゲタミンには更にフェノバルビタールという極めて危険な成分を含む。日本の権威、牛島先生の処方だから、当時の僕は、そのような精神状態にあったのだろう。何せ両親を自殺で失ったのだから、心の傷は深かった。しかし、これらの薬は副作用もきつい。両薬に含まれる塩酸クロルプロマジンの副作用により、僕は40代で白内障にかかり、両眼手術を...
View Article改めてマランツ#7
素晴らしい音を奏でてくれているマランツ#7だが、製造された当時は、まさか50年以上プリアンプの王者として君臨するとは考えられていなかったようである。まず、殆どのネジがタッピングビス。これは、いずれ馬鹿になる。ピンジャックや真空管ソケットの取り付けはリベットで、ネジではない。これでは接触不良などが起きても交換できない。腫れ物に触るような気持ちで大切に扱わないと、いずれ取り返しがつかなくなる。画期的な回...
View Articleアマチュア無線技士の免許
僕は16歳で第1級アマチュア無線技士(以下1アマ)の免許を取得したが(今は無線通信は行っていない)、当時の試験は一筋縄ではいかない記述式の大変に難しい試験であった。無線工学では最終的な答えを導くまでの途中経過も記述しないと得点がもらえない。法規の試験では、法令文を一言一句違わず記述しないと得点がもらえなかった。僕が受験した時は、無線工学で、常用対数 log5.7...
View Article偉大な團伊玖磨先生。
昨年が没後十周年だった。團さんとは何度も仕事をした。中でも、「筑後川」の作曲家指揮によるコンサート、「筑紫賛歌」の作曲家自身による指揮による初演は忘れがたい。昨年は没後十周年だったのだが、これといったイベントは無かった。しかし、團さんは、日本が世界に誇る、20世紀を代表する日本の大作曲家である。僕は音楽家としても、人間としても、團伊玖磨さんを心から尊敬しており、それについては過去に書いた。興味が有る...
View Article10年以上ぶりの富士山
今日は朝から埼玉までドライヴし、音楽家の知人と、ある会合に出た後、昼食を共にした。レストランで話し込み、それでも時間が余ったので、ドライヴ日和でもあるし、一緒にドライヴに出かけた。凍りついた狭いワインディング・ロードをおっかなびっくりドライヴし、山に登って展望台に到着。この展望台に来るのは初めてではなかったのだが、今日は特別。山々の向こうに富士山が見えた。富士山を見るのは十数年ぶりである。日本一の美...
View Article10年以上愛用したヘッドフォンよ、さらば!
うちのマンションは完全防音ではない。いつ音楽を聴きたくなるかわからないから、夜間に音楽を聴くためにヘッドフォンが不可欠。音には妥協したくないから奮発して、オーディオテクニカATH-W1000とヘッドフォン・アンプ、オーディオテクニカAT-HA5000を買って10年以上愛用していたのだが...音には満足していた。ところが、愛用のヘッドフォンを、うっかり踏み潰してしまった。なんということか!木端微塵、こ...
View Articleヴァイオリンと弓の謎
ヴァイオリンのように、数百年前に作られたものが、骨董品としてではなく、実用品として取引されている例は、他に無いのではないか。実際、新作よりもオールドの方が明らかに優れているから仕方がない。まず、ヴァイオリンだが、1500年代に、イタリアのアンドレア・アマティによって、現在の形になった。これが元祖である。ただ、改良の余地は沢山あった。そして、1600年代、アンドレアの孫、ニコロ・アマティによって、初め...
View Articleヤマハ音楽教室のCM
ドミソ...シファソ...ドミソ.シファソ.ドミソ.というヤマハ音楽教室のCMがテレビで流れているが、シファソは音程が取りにくい。子供たちの音程は目茶目茶である。ヤマハがどれくらいの授業料を取っているのかは知らないが、このCMが事実であれば、絶対音感はもちろん、まともな音感は身に付く筈が無い。本当に絶対音感をはじめとする耳のいい子供に育てたければ、真に耳のいい先生を探して弟子入りさせて、音感教育を受...
View Article今日はテレビでサッカー三昧
2試合連続テレビ生中継。こんな事も珍しいが、日本が勝つことを祈って応援したい。日本のサッカーもレベルアップしてきた。去年のなでしこジャパンワールドカップ制覇は、その証左である。サッカーの醍醐味に浸りたい。
View ArticleSACD
ここ数年、SACDの発売ラッシュである。今までのCDと互換性は無いが、中にはSACDハイブリッドとして、従来のCDプレーヤーでも再生できるものが有る(ただし、音質は、従来のCDの音である)。とにかく従来のCDとは情報量が格段に違い、音質も、かつてない音で蘇っているものが多い。中には、DGのフルトヴェングラーのようなハズレも有るが、いずれにしても、大半のSACDは、今までのCDと音の次元が違う。CDの...
View ArticleSKE48南京公演延期
「南京大虐殺は無かったのではないか」という河村市長の発言が原因らしいが、戦前生まれで疎開していただけで実戦を経験しておらず、洗脳された思考だけが残って洗脳から抜けられない人は仕方がないとしても、河村市長が戦前生まれかどうかは知らないが、いくらなんでも不用意な発言であった。僕の父は、戦前生まれで戦前の洗脳教育を受け、戦時中は疎開しており、実戦の経験は無い。終戦後も洗脳から抜けられず、「大東亜戦争はアジ...
View Article最近の傾向
僕はSSIを使ってアクセス記録を取っているのだが、毎日必ず数人は来るのが、「ジョアン・ジルベルト」関係。もう80歳を過ぎたので、来日は困難だろう。不滅の名芸術家である。とにかく、生を聴いておいてよかった。次いで多いのが、真空管関係。12AX7(ECC83)、と6SN7のキーワードが多い。最もポピュラーな電圧増幅管なので当然であろう。同じく多いのが、マランツ#7関係。50年以上にわたって、これを超える...
View ArticleUSBハブが壊れた!?
今日突然、USBハブに接続しているUSB機器が、作動しなくなった。一見すると、正常に動作しているように見え、正常動作している機器も有る。何とも不思議だが、作動しない機器をマザーボードに直差しすると正常に動作する。こうなると、USBハブが怪しいという事になるが、確信までには至らない。ここは博打だが、USBハブを交換してみる事にして、注文した。これで解決すればよいのだが。。
View Article波乱の人生だった。
幼い頃から父親の精神的、肉体的暴力に苦しめられていた僕だが、心のねじ曲がった父親の横暴に始まったこの人生。父親との対立の中、板挟みになった母親が、1999年、焼身自殺。黒焦げの遺体を見た僕は、重篤なPTSDに苛まれてしまった。もう父親は許せない。父親を、厳しい修行で有名なお寺に放り込み、帰ってきた父親は、自分の愚かさに気づいているようであった。しかし、戦争に関する歴史観の違いなど、まだまだ解決しなけ...
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